事故分析・コミュニケーション研究所へようこそ

 

当研究所では事故の分析方法としてFTA(Fault Tree Analysis)をとりあげ、様々な事故の分析をしています。そして、分析結果から何をすれば同じ事故が繰り返されないのかを考えています。また、事故が繰り返されないために必要なコミュニケーションについても研究しています。

事故分析や再発防止でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

 

メッセージ

2019年8月15日

プロセス安全管理(PSM)に取り組んでいるプラントが国内でも次第に増えていると感じています。「若い技術者のためのプロセス安全入門」をテキストにしたSCE・Netの講習会(7/8実施)にも多くの方が参加して下さいました。リスクに基づくプロセス安全(RBPS)の基本をお伝え出来たかと思います。

ところで、リスクアセスメントは国内でも以前から実施されていますが、二重のエラーは考えられていないことが多いと思います。しかし、大惨事となった事故事例を調べてみると多くの場合、二重のエラーが絡んでいます。全てのハザードに二重のエラーを考えていては、対策に掛かるコストは膨大になってしまうでしょうが、大惨事は避けなければなりません。そのためには、「どうしたら、大惨事を起こせるだろうか?」という「プロセス安全の敵の視点」で安全設計を見直して、そのシナリオを防ぐ対策を打つことが必要だと考えています。防護壁は内側からだけでなく、外側からも弱点をチェックすることが大切です。(CCPSのPSB担当者とのやり取りで、一部表現を変更しました。8月18日)

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2018年12月7日

 CCPSが2016年に発行した"Introduction to Chemical Process Safety for Undergraduates and Engineers"の翻訳を安全研究会で取り組んでまいりました。この12月25日にこの翻訳本「若い技術者のためのプロセス安全入門」が丸善出版から出版されることになりました。米国ではOSHA PSM(Process Safety Management)が法制化されていてプロセス安全に取り組むことは化学会社にとっては常識になっています。CCPS(Center for Chemical Process Safetry)がこのOSHA PSMを発展させ、行動レベルで解説したものがRBPS(Risk Based Process Safety) ですが、この本はそのRBPSを分かり易く解説した入門書です。

実際の事故事例を説明してRBPSのエレメントのどの部分に欠陥があったために生じた事故だったかを解説したり、化学会社に入社すると若い技術者はどの様にプロセス安全に関わっていくのかなど、米国の化学会社のプロセス安全に対する取り組みも垣間見ることも出来ます。

原書は1万円以上する本ですが、「若い技術者のためのプロセス安全入門」は定価4800円(税抜き)です。

書店で手にとってご覧頂ければ幸いです。

 

 

 2017年9月15日

9月12日の 4th CCPS Global Summit for Process Safety at Okayama に参加して、CSBのboard member の一人の方に話を聞くことが出来ました。トランプ大統領はCSBの予算をカットする提案を出しましたが、Congress がこれを認めず、CSBの予算は確保できたとのことでした。従いまして、CSB議長からの声明は削除致しました。

 

 

4th CCPS Global Summit on Process Safety にて

 

 

 

CCPSが毎月発行しているProcess Safety Beacon を化学工学会SCE-Net安全研究会で和訳していますが、CCPSから感謝状と記念の盾を頂きました。

 

 

2015年3月、「事例に学ぶ 化学プロセス安全 ――Beaconの教訓と事故防止の知恵」が丸善出版より刊行されました。

この本は化学工学会SCE・Netの安全研究会のメンバーがAIChE CCPSが発行しているPSB(Process Safety Beacon)をベースに日本の工場の現場で働く方たちの安全向上に役立てることを目的として記したものです。私もその執筆者に加えさせて頂きました。世界で起きている様々な事故事例をベースに事故の概要、要因、事故防止対策、類似した国内事例などを紹介しています。現場の皆さんが自分の職場の安全を向上させるために役立つ情報が豊富に提供されています。是非、活用して頂きたいと思います。

 

「事例に学ぶ化学プロセス安全」
書籍のチラシと申込用紙です。ご覧ください。
事例に学ぶ化学プロセス安全 ちらし.pdf
PDFファイル 524.4 KB

お知らせ

  • 2019年 3月15日 化学工学会年会口頭発表 「OSHA PSMからリスクに基づくプロセス安全へ」
  • 2018年12月25日 「若い技術者のためのプロセス安全入門」出版
  • 2017年 9月      4th CCPS Global Summit on Process Safety にSCE-Net代表として参加
  • 2017年 9月 1日 化学工学会SCE・Netの安全講習会で第2部の講師を担当
  • 2017年 6月30日  化学工学会安全講演会大阪「事故から学ぶ」でチェックポイントについて講演
  • 2017年 3月 8日  化学工学会年会ポスターセッション発表 「SCE・Netの安全講習会について」
  • 2016年12月14日 化学工学会SCE・Netの安全講習会で第2部の講師を担当
  • 2016年11月22日 化学工学会安全講演会東京「事故から学ぶ」でチェックポイントについて講演
  • 2015年 9月   埼玉工業大学 非常勤講師とし「化学工学」を担当(継続)
  • 2015年 7月   化学工学会関東支部/SCE・Net共催 化学工学入門講座 「蒸留」を担当(継続)
  • 2015年 4月   化学工学会SCE・Net 安全研究会 幹事(継続)
  • 2015年 3月19日 「事例に学ぶ 化学プロセス安全 ――Beaconの教訓と事故防止の知恵」 出版
  • 2014年10月 5日 英文HPを追加
  • 2014年 9月25日 ホームページに参考資料へのアクセスを追加
  • 2014年 3月13日 宇都宮市不動前にオフィスを移転と同時に江曽島本町の仮オフィス閉鎖
  • 2014年 2月10日 事故分析・コミュニケーション研究所 正式に開設
  • 2013年 9月17日 化学工学会 SCE・Net 安全研究会のメンバーとして活動開始
  • 2013年 6月26日 ホームページ開設へ

 

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