事故分析・コミュニケーション研究所へようこそ

 

当研究所では事故の分析方法としてFTA(Fault Tree Analysis)をとりあげ、様々な事故の分析をしています。そして、分析結果から何をすれば同じ事故が繰り返されないのかを考えています。また、事故が繰り返されないために必要なコミュニケーションについても研究しています。

事故分析や再発防止でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

 

メッセージ

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2021年

7月9日

昨日、化学工学会安全部会の主催で「化学プラントの老朽化」出版記念講演会が開催されました。東京工業大学の仲先生、 工学院大学の木村先生、静岡大学の武田先生に交じって私も安全研究会で和訳して公開している「CCPSのメトリクスver.3.2」について説明させて頂きました。講演では、「メトリクスと指標の違い」「ver.3.2の特徴」「プロセス事故(事象)PSE」の階層と重要な区分方法などについて、お話しさせて頂きました。その中にLC50(半数致死濃度)というものがありました。これは空気中にどの程度の濃度の化学物質が存在すると50%の生物(ホワイトラット)が死ぬか、と言う指標です。この値は物質ごとに値が異なるもので、存在するデータは実験によって求められた数値です。そして、この実験をするという事は、かなりの数のホワイトラットを死なせてきた、と言うことです。我々人類は、他の生き物の命を犠牲にして自分たちの安全の為のデータを得ているのです。存在するLC50の値は、犠牲になってくれた動物たちに感謝して正しく活用すべきだと思います。

尚、CCPSのメトリクスver.3.2は、安全研究会のホームページから無料でダウンロードできますので、大いに活用して頂きたいと思います。

2021年6月19日

 CCPSが2018年に発行した"Dealing with Aging Process Facilities and Infrastructure"の翻訳を安全研究会で取り組んでまいりました。この6月30日にこの翻訳本「化学プラントの老朽化 - リスクに基づく設備のほしゃとその評価」が丸善出版から出版されることになりました。

米国ではプロセス設備やインフラ設備の老朽化が問題となっており、リスクに基づく保守のやり方や評価方法が喫緊の課題となっています。

日本は第二次世界大戦で多くの設備が破壊され、米国ほど古いものは殆どありませんが、それでも戦後の設備も50年以上が経過しており、老朽化は問題となっています。生産に直接関わるプロセス設備は安全に直結するので、注意が払われている方ですが、インフラ設備は忘れがちになっています。インフラ設備も含めてプラントの設備の老朽化には適切に対処する必要があります。

この本は、その様なプロセス産業だけでなく、組み立て産業などにも役立つものと考えます。

原書は1万円以上する本ですが、「化学プラントの老朽化」は定価6800円(税抜き)です。

会社の設備の老朽化対策に役立てて頂ければ幸いです。

 

2018年12月7日

 CCPSが2016年に発行した"Introduction to Chemical Process Safety for Undergraduates and Engineers"の翻訳を安全研究会で取り組んでまいりました。この12月25日にこの翻訳本「若い技術者のためのプロセス安全入門」が丸善出版から出版されることになりました。米国ではOSHA PSM(Process Safety Management)が法制化されていてプロセス安全に取り組むことは化学会社にとっては常識になっています。CCPS(Center for Chemical Process Safetry)がこのOSHA PSMを発展させ、行動レベルで解説したものがRBPS(Risk Based Process Safety) ですが、この本はそのRBPSを分かり易く解説した入門書です。

実際の事故事例を説明してRBPSのエレメントのどの部分に欠陥があったために生じた事故だったかを解説したり、化学会社に入社すると若い技術者はどの様にプロセス安全に関わっていくのかなど、米国の化学会社のプロセス安全に対する取り組みも垣間見ることも出来ます。

原書は1万円以上する本ですが、「若い技術者のためのプロセス安全入門」は定価4800円(税抜き)です。

書店で手にとってご覧頂ければ幸いです。

 

 

 2017年9月15日

9月12日の 4th CCPS Global Summit for Process Safety at Okayama に参加して、CSBのboard member の一人の方に話を聞くことが出来ました。トランプ大統領はCSBの予算をカットする提案を出しましたが、Congress がこれを認めず、CSBの予算は確保できたとのことでした。従いまして、CSB議長からの声明は削除致しました。

 

 

4th CCPS Global Summit on Process Safety にて

 

 

 

2019年10月15日 AIChE より Five Years Member の Certificate を頂きました。

 

 

CCPSが毎月発行しているProcess Safety Beacon を化学工学会SCE-Net安全研究会で和訳していますが、CCPSから感謝状と記念の盾を頂きました。

 

 

2015年3月、「事例に学ぶ 化学プロセス安全 ――Beaconの教訓と事故防止の知恵」が丸善出版より刊行されました。

この本は化学工学会SCE・Netの安全研究会のメンバーがAIChE CCPSが発行しているPSB(Process Safety Beacon)をベースに日本の工場の現場で働く方たちの安全向上に役立てることを目的として記したものです。私もその執筆者に加えさせて頂きました。世界で起きている様々な事故事例をベースに事故の概要、要因、事故防止対策、類似した国内事例などを紹介しています。現場の皆さんが自分の職場の安全を向上させるために役立つ情報が豊富に提供されています。是非、活用して頂きたいと思います。

 

「事例に学ぶ化学プロセス安全」
書籍のチラシと申込用紙です。ご覧ください。
事例に学ぶ化学プロセス安全 ちらし.pdf
PDFファイル 524.4 KB

お知らせ

  • 2021年 6月30日 「化学プラントの老朽化」出版
  • 2021年 3月19日 化学工学会 安全サロンで「協力会社と連携したプロセス安全」について講演
  • 2021年 3月 4日 CCPSの「プロセス安全のメトリクスver.3.2」訳を公開
  • 2020年10月14日 化学工業日報主催の「プロセス安全セミナー」の講師を担当
  • 2020年4月23日 化学工学会SCE・Net 副代表幹事 就任
  • 2020年 3月 5日 化学工学会誌3月号に「化学プラントのライフサイクルにおける
                       プロセスハザード分析の必要性」を掲載
  • 2020年 1月25日 月刊「化学装置」2月号に「配管工事後の耐圧・漏洩テストの安全」を掲載
  • 2019年11月29日 ㈱技術情報協会「分離プロセスの最適化とスケールアップの進め方」一部執筆
  • 2019年11月18日 徳島大学化学工学懇話会で「プロセス安全の概要」を講演
  • 2019年 8月 8日   岡山産業安全塾で「事故事例の学び方Ⅱ」の講義を担当
  • 2019年 7月 8日   SCE・Net安全講習会「RBPS入門」の講師を担当
  • 2019年 7月 1日   SCE・Net化学工学入門講座で「蒸留」の講義を担当
  • 2019年 3月15日  化学工学会年会口頭発表 「OSHA PSMからリスクに基づくプロセス安全へ」
  • 2018年12月25日 「若い技術者のためのプロセス安全入門」出版
  • 2017年 9月       4th CCPS Global Summit on Process Safety にSCE-Net代表として参加
  • 2017年 9月 1日 化学工学会SCE・Netの安全講習会で第2部の講師を担当
  • 2017年 6月30日  化学工学会安全講演会大阪「事故から学ぶ」でチェックポイントについて講演
  • 2017年 3月 8日  化学工学会年会ポスターセッション発表 「SCE・Netの安全講習会について」
  • 2016年12月14日 化学工学会SCE・Netの安全講習会で第2部の講師を担当
  • 2016年11月22日 化学工学会安全講演会東京「事故から学ぶ」でチェックポイントについて講演
  • 2015年 9月   埼玉工業大学 非常勤講師とし「化学工学」を担当(継続)
  • 2015年 7月   化学工学会関東支部/SCE・Net共催 化学工学入門講座 「蒸留」を担当(継続)
  • 2015年 4月   化学工学会SCE・Net 安全研究会 幹事(継続)
  • 2015年 3月19日 「事例に学ぶ 化学プロセス安全 ――Beaconの教訓と事故防止の知恵」 出版
  • 2014年10月 5日 英文HPを追加
  • 2014年 9月25日 ホームページに参考資料へのアクセスを追加
  • 2014年 3月13日 宇都宮市不動前にオフィスを移転と同時に江曽島本町の仮オフィス閉鎖
  • 2014年 2月10日 事故分析・コミュニケーション研究所 正式に開設
  • 2013年 9月17日 化学工学会 SCE・Net 安全研究会のメンバーとして活動開始
  • 2013年 6月26日 ホームページ開設へ
  • 2013年 2月25日 開業

 

 

 

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